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ホントに、時間が経つのが速過ぎて怖いです…(毎回言ってますけど)
ご縁があってお声かけいただき、私にできるんやろか…とおびえつつも、図書館総合展で看板のワークショップをさせていただくことになりました。→http://libraryfair.jp/news/3079
このブログでも便宜上「『チョーク』アート」と名乗っておりますが、当方が扱いやすさから長年愛用しております画材、「水で消せるクレヨン」的な固形マーカーの[http://www.rikagaku.co.jp/items/kitpas.php:title=キットパス]を使う予定です。
募集要項を見ましたところ、他のいろんなワークショップよりもダントツ材料費が高いのでヒエェとなっておりますが、キットパスの12色セットとA3サイズの黒板1枚お持ち帰りいただきます。ワークショップで描いたものは水で消せますので、その後も描き変えて活用していっていただけたらなと準備しております。
「キットパス」の作例を少しアップいたします。
月イチで講座に行っている堺の教室で置いてもらっている看板で、教室名と営業時間は消えないようにニスで固定して、季節の絵の部分は毎回消して書き変えています。
ワークショップで描く絵は時間も限られていますのでもう少し簡単になるかと思いますが、参加者の方の希望やご意見にできるだけ添って、一緒に「使える看板」を作りたいな…などと考えております。
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告知させていただいていたワークショップも無事終わりました。
参加してくださったみなさま、励ましに寄ってくださったみなさま、お手伝いくださったネリさん、いろいろと助けてくださった皆みなさま、本当にありがとうございます。
ありがたくいただいたオーダーやカット仕事プラス雑事に追われているうちに猛暑と夏風邪にやられふと気がつくと8月も末、夏休みの宿題のラストスパートのほろにがあまじょっぱい思い出が蘇る今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今年は花火に行きそびれ、ビアガーデンもタイミングがあわず、セミの羽化の観察もできず…夏らしい思い出が何もない…いやまだこれからなにか!…とまだ夏を諦めてはいませんが、朝晩の気温の変化に季節は確実に動いているのを感じて驚かされます。ここで気をひきしめて、今年の後半もしっかりと充実したものにしていかないとあかん、と強く思います。思うだけじゃダメなんですけど、まずは「思う」ところから!
画像は、講座用の見本なんですができるだけ軽いタッチで早く描けるものを模索中。これは花の種類や鎧戸の色を変えるといろんなアレンジができるので気に入っています。窓の中に好きなものを描き込むのも楽しいですね。
じっくり時間をかけて細かい描き込みに没頭するのもいいものですが、短い時間で手軽に仕上がるのもまたいいものです。
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5月が飛ぶように去り、6月もまた同じように超特急でびっくりしております。
7月に、また中崎町でワークショップ付き1日作品展を開催します。今度はコモンカフェです!
同級生の切り絵作家にしじまのりことチョークアート看板nookworksのナガオアツコが、作品展示がてらワークショップをいたします。
体に優しく美味しいマクロビでおなじみのネリキッチンさんのカフェ営業もありますのでお気軽にお立ち寄りください。作品を観にきていただく際にはカフェでワンオーダーお願いいたします。
ワークショップは、
◆気軽にお試しワンコイン500円、30分〜1時間以内の簡単コース
予約ナシでもその場で気になったら即、受講可です。(確実に受講ご希望の方はご予約をお願いいたします。)
◆どちらも受講できるお茶券付き材料費込み3000円、しっかり作品を作る2時間コース
予約をお願いいたします。
11:00〜14:30の間で、ご来場いただけるご都合のいい時間と、どちらを受講したいかおしらせください。
今回は、お時間があれば3000円で両方受講することも可能です。ぜひこの機会に!
予約は
タイトルに「WS受講希望」とお書きの上、お名前と来場予定時間、ご希望コース、切り絵かチョークアート、もしくは「両方」をお書きの上
chalkart.nookworks@gmail.com ナガオアツコ までメールでお願いいたします。
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過日、お友達からもらったチケットで「琳派展」を見にいきまして、やっぱり日本画好きだ、琳派大好きだーー!とう気持ちが溢れ出し、唐突に「琳派チョークアート作家」になろう!と決心しておりました。琳派って「私淑でオッケー」らしいですし。(画像はだいぶ前に描いたものなので特に「琳派」意識してないですけど)
「チョークアート」っていうとカラフルでパンチのある洋風の絵柄がメインストリームだと思われますが、今までやってきて私はなんだかどうしても「和風」になってしまうなあというのに気がついておりました。が、年とともに年々日本画が好きになってくるし、日本在住で季節の絵柄を考えてるとそりゃどうしたって和風にもなりますわ…と思い直し、だんだんと「和風」を意識して打ち出すようになって来てもおりました。で、先日の二人展でとびきり素敵な和風のにしじまさんの作品と並べさせていただいたこともあって、さらに胸をはって、私の個性として「和風チョークアート」を旗印に掲げようと思います。
もちろん、チョークアートらしい作風も憧れですので洋風の作品の研鑽も積んでまいります!リアルな画風も、似顔絵の勉強もしたいし。
そろそろ描き始めて10年になろうかなっていう頃合いなんですが、こうやってまだまだ「目標」が出てくるのは本当に幸せなことだなあとしみじみしております。
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先日の作品展は主に「ねこ こよみ」というテーマに合いそうな、今までの作品から出品したのですが、これだけは半新作でした。
「半」というのはからすうりだけ何年か前に描いていて、何と合わせるか思いつかなくて置いてあったものだったんです。今回「からすうりに、からすねこ!」と思いつきやっと仕上げることができました。花びらのレース感はまだ気に入ってないので、また手をいれるかもしれません。
見に来てくださったお客様に「からすうりの種」が面白い形をしているということを教えていただき見てみたくて仕方ありません。近所に自生しているところがあるんですけど気が付いたら雑草といっしょに刈られてしまっててあんまり実が見られないんです。今年は実が熟れるまで刈り取られないことを祈っていますが…。